戊辰戦争で本営となった旧滝沢本陣とは
幕末の戊辰戦争(会津戦争)の際に本営として使用された「旧滝沢本陣」に行ってきました。
「旧滝沢本陣」は、日本の戊辰戦争(1868-1869年)に関連する歴史的な場所で、福島県の会津に位置しています。
本陣とは、かつての日本の街道に設けられた宿場や休憩所の一つで、特に重要な人物や役人が利用するための施設でした。
滝沢本陣はその本陣の一つであり、戊辰戦争の際には多くの武将や藩士がこの場所を利用したとされています。
この場所は戊辰戦争の弾痕や刀傷が今も残っているとされ、歴史的にも非常に価値のある場所です。そのため、歴史愛好者や研究者、観光客にとっても興味深いスポットとなっています。
旧滝沢本陣は過去の出来事を今に伝え、後世にその歴史と教訓を残す重要な役割を果たしている場所です。
松平容保が陣を構え、白虎隊が出撃した地
茅葺きの屋根の建物は国の重要文化財に指定されおり、「御入御門・御座の間・御次の間」等は当時の姿のまま現存しています。
鶴ヶ城から出陣した松平容保公は、ここを陣屋として指揮をとりました。
座敷に激戦の痕跡が残る
建物内のいたるところに、戦闘による「弾痕・刀傷」が残されています。
弾痕と刀傷がある場所には目印が付けられているので、簡単に見つけることができます。
松平容保公の間
松平容保公の間です。
歴代藩主が愛用した身回り品や、参勤交代の際の道具類、古文書などが保管されています。
白虎隊が出陣の命を受ける
旧滝沢本陣は、あの有名な「白虎隊」が松平容保公から出陣の命を受けた場所でもあります。
ここで出陣の命を受けた少年隊士たちは「戸ノ口原戦場」へと出陣していったのです。
旧滝沢本陣の情報
- 住所:福島県会津若松市一箕町滝沢122
- アクセス:ハイカラさん・あかべぇ「飯盛山下」下車、徒歩5分磐越自動車道:会津若松ICより約15分
- 駐車場:7台有
- 入館料:大人400円/高校生300円/中学生200円/子供100円