伏見 寺田屋

京都府京都市伏見区にある「寺田屋」に行ってきました。
寺田屋と言ったら「寺田屋騒動・寺田屋事件」など、坂本龍馬のイメージですね!
厳密にいうとこの建物は、女将の「お登勢」さんや「お龍」さん、そして坂本龍馬が居た寺田屋ではありません。
え?と思った方もいらっしゃるかと思います。

この寺田屋は2007年までは幕末当時からある寺田屋とされて来ましたが、それ以前より専門家の間では本物かどうか「疑問の声」が上がっていました。
実はこの辺り一帯は「鳥羽伏見の戦い」の激戦地となり、一面「焼け野原」となったのです。
と言う事は、辺り一面が焼け野原となった中で「寺田屋だけ」が焼失せずに残ったことになります。
その点がどう考えても不自然であると、専門家たちは疑問に思ったのですね。
現在の寺田屋は再建されたもの

そして2008年に再調査が開始された結果、現在の寺田屋は「明治38年に再建されたもの」であると判明しました。
やはり寺田屋は鳥羽伏見の戦いで焼失してしまったのですね…。
ちなみに寺田屋が建っていた場所も違うようです。
しかし素晴らしい建造物であることには変わりありませんよ、この寺田屋が放っているオーラ的なものは物凄いです。
訪れた時に、思わず「すげー」と声が出たのを覚えています。
一つ疑問なのは、明治38年に建てられた建物の柱に付いている「弾痕」と「刀傷」は一体なんなのでしょうか?
「お龍さんが入った風呂」はレプリカと表記されていますが…。
寺田屋へのアクセス
- 住所:京都府京都市伏見区南浜町263
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