【月真院】伊東甲子太郎率いる御陵衛士(高台寺党)が屯所とした場所



御陵衛士屯所・月真院

京都府京都市東山区にある「月真院」に行ってきました。

月真院は「伊東甲子太郎」率いる「御陵衛士」が屯所とした場所です。

※御陵衛士は別名「高台寺党」とも呼ばれています。

月真院は現在は非公開なので院内に入ることは出来ません



新選組から脱退した伊東甲子太郎

新選組の参謀・伊東甲子太郎は”天皇の御陵をお守りする”として、新選組から脱退しました。

このとき新選組から御陵衛士となったのは、鈴木三樹三郎・藤堂平助・斎藤一ら13人。

この人数は当時の隊士の内、実に1割以上が抜けたことになります。

 

御陵衛士は名目上は新選組の別動隊でしたが、お互いに全く信用はしておらず、脱退の条件として最初に抜けた13人の隊士以外の「向かい入れ」を双方で禁じました。

斎藤一は近藤が送った間者(スパイ)だったとの説も

 

のちに脱退した新選組幹部で、五番組・六番組の組長を務めた武田観柳斎は、御陵衛士に加えてもらおうと伊東を頼りますが、伊東は近藤との約束を破ってしまう事になるため、武田の受け入れを拒否しました。

その後、武田は薩摩藩に接触しようとしていることが近藤らに知れらてしまい、竹田街道の「勧進橋(かんじんばし)」にて粛清されました。

※武田を斬ったのは斎藤一であったとの説が有力。

勧進橋は俗名「銭取橋」とも呼ばれていた

月真院・勧進橋へのアクセス

■月真院

  • 住所:京都府京都市東山区下河原町528

■勧進橋

  • 住所:京都府京都市東九条石田町

たびノート📔~幕末~

柴隊士
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