流山【近藤勇陣屋跡】近藤勇、土方歳三 ”別れの地” に行ってきた!



千葉県流山市「近藤勇・土方歳三」離別の地

千葉県流山市にやってまいりました。

この場所は昔から来たいと思っていたのですが、ようやく来ることが出来ました。

新選組好きで「流山」と言ったらご存じのとおり、近藤勇と土方歳三の別れの地となった場所ですね。

ちなみに、近藤・土方の2人がこの地に滞在していたときは、以下のように名前を変えて名乗っていました。

  • 近藤勇=大久保大和
  • 土方歳三=内藤隼人

なお、この流山駅を出発点にすれば簡単に陣屋跡に行くことが出来ますよ!



陣屋跡までの道順

 

駅に立ててあるマップにも「近藤勇陣屋跡」がちゃんと記されていました。

それでは出発しましょう!

まず、駅を背にして、そのまま真っ直ぐ歩いて行くと「信号機のある交差点」に出ますので、その『信号を渡ってさらに直進』します。

信号機の交差点を直進したら『1本目の十字路を左』に曲がります。

また、道のあちこちに写真のような案内が立っていますので迷うことはないと思います。

この時点で既に後145mです!(徒歩2分)

先ほどの一本目の十字路を左に曲がったら、さらに『1本目の十字路を今度は右』に曲がります。

ハイ!ここを曲がればもう到着です。近い!

そこそこ歩くかと思っていたので、拍子抜けしました。

近藤、土方が戦勝祈願?

陣屋跡の手前の道には、なにやら近藤勇の文字が。

さらに、駐車場のような場所になにやらポツンと。新選組と関係ありそうな雰囲気がプンプンします。

「秋元稲荷大明神」

建立されたのは1802年なので近藤・土方がこの地に来たときには、この場所にあったことになりますね。

最後の2行に「近藤勇 土方歳三らが戦勝祈願をしたと伝わる」を書かれています。

これは後からガイドの方に聞いたのですが、これだけ近くにあったのだから「恐らく祈願”したんじゃないか”?」との事でした。


近藤勇陣屋跡

 

さぁ、到着しましたよ!

ここが「近藤勇陣屋跡」です。

   

光で反射して見づらいですが、こちらの案内には「新選組流山本陣跡」と書かれています。

石碑の方には「近藤勇陣屋跡」と彫られています。

石碑」と「」説明書きが2つあるのには、実は理由があるのです。

この石碑が彫られたのは昭和51年3月で、当時の情報に基づいて彫られているのですが、その後新たな事実が判明したり新史料が発見されたりする事によって、この石碑に書かれていることは事実ではなくなってしまったのですね。

しかし、石に刻まれてしまっているため修正することが出来ません。そのため、石碑のすぐ横に新事実を記した説明書きが立てられているという訳です。

それぞれ書いてある内容が違うので、見比べてみるのも面白いかも!

現存する石

ち・な・み・に、この場所に幕末当時から残されているのは「長岡屋 土台 石」と書かれている、この石のみです。

!?

この蔵自体は当時はなかったのですね。

ガイドさんから聞かされた時は少しショックでもありましたが、、

今後ここに行かれる予定がある方は、この「石」だけはよーく見ておきましょう!

個人的には屋根瓦の歪み具合に歴史を感じて感動しました。

ガイドさんが寄ってくる

なお、この場所で立ち止まって写真とかを撮っていると、何処からともなくガイドさん達がやってきます。

そして、勝手に話を始めます(笑)

そして、更なる衝撃の真実を告げられます。

ガイドさん
ここは流山でも一番の人気スポットですよ!でもね、石碑には「近藤勇陣屋跡」、紙には「新選組本陣跡」って書かれているけど、ここは本当は「近藤勇陣屋跡」でもなければ「新選組本陣跡」でもないんですよ!

…!?💥

この話の真相を知りたい方は、現地に行ってガイドさんの話を聞いてみましょう!

なお、ここのガイドさんたちは”ボランティア”なので、お金を取られたり何か売りつけられたりしないので安心して下さい。



新選組が分宿した寺へ行く

さて、「近藤勇陣屋跡」は流山駅からあっという間に到着して見終わってしまいました。

そこで、時間に余裕がある方にオススメなのが、近くにある『新選組隊士が分宿した寺』です。新選組が分宿した寺は近くに”2ヵ所”あるので、そこへ行ってみましょう!

徒歩で行ける距離ではありますが、そこそこ歩くことになります!ですが、殆ど一本道なので迷うことはないと思います。

まず「近藤勇陣屋跡」へ来た道を一旦戻ります。先ほど見た「秋元稲荷大明神」を過ぎたら『1本目の十字路を右』に曲がります。

後は『ひたすら真っ直ぐ』歩けば2つのお寺に着くことができます。(2つの寺は同じ通りにある)

長流寺

まず、最初に到着するのが「長流寺(七福神 恵比寿)」です。

新選組隊士が分宿した場所の一つとされていますが、境内には新選組に関する記述は一切ありませんでした。

なので、写真はとってません…。

光明寺

長流寺の少し先にあるお寺が「光明寺」です。

この場所も新選組隊士が分宿したとされています。

境内に入ってすぐのところに、ありましたよ!新選組の文字が。

文字が薄くなってしまっていますが、「新選組隊士分宿」と書かれているのが分かりますね。

 

光明寺には「新選組 隊士分宿の寺」と記されていました。

新選組グッズを買う

 

最後に、旅の思い出に購入した”お土産”をご紹介。

手拭と扇子です。新選組の羽織の形になっているのは、なんと”手拭”なのです!

陣屋跡のイラストも入っており、裏側には伴天手拭の折り方も書かれています。

近藤勇陣屋跡のすぐ隣にあるお店で購入しました。他にも色々売っていましたよ!

 

-完-

たびノート📔~幕末~

柴隊士
『全国にはたくさんの観光名所があるので、こちらのページで確認してみてくださいね』

全国の”幕末・新選組”に関する観光スポットをご紹介【楽天たびノート】