新選組派閥争い「まとめ」
新選組には「派閥争い・内部抗争」など血なまぐさい「暗殺・粛清」の歴史があります。
大まかな派閥争いの「まとめ」です。
浪士組時代
■文久3年(1863年)3月-4月
- 試衛館グループ
(近藤勇・土方歳三らが中心) - 水戸グループ
(芹沢鴨が中心) - 根岸グループ
(根岸友山・殿内義雄らが中心)
試衛館グループと水戸グループが手を組み、殿内義雄を暗殺して根岸グループを追放する。
壬生浪士組を結成して新選組を拝命する。
新選組時代
■文久3年(1863年)9月 芹沢鴨暗殺
- 試衛館グループ
- 水戸グループ
文久3年(1863年)9月16日、試衛館グループが筆頭局長・芹沢鴨らを八木邸で暗殺。
水戸グループを追放して近藤勇が1人局長となり、試衛館グループが実権を握る。
■元治元年(1864年)伊東グループ加入
- 試衛館グループ
- 伊東グループ
(伊東甲子太郎が中心)
元治元年(1864年)10月に伊東甲子太郎らが加入して参謀となるが、やがて伊東と近藤との間に壁ができ、慶応3年(1867年)3月に伊東グループは新選組から離脱。
御陵衛士(高台寺党)を結成するが、同年11月18日に試衛館グループは伊東甲子太郎を暗殺し、御陵衛士を油小路で粛清した。
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