三条大橋の修復費用が足りない!?寄付金募るも目標の2%

三条大橋の修復費用が全く足りない

集まった寄付金は目標の2%

京都市は現在、三条大橋の修復費用を募っています。

三条大橋はかなり老朽化が進んでいるようです。
なんでも現在の橋の状態になったのが1950年なのですが、それ以降の約70年間は殆ど修復されていないそうです。

有名なのが池田屋事件で付いたとされる刀傷が残る「擬宝珠」ですが、この擬宝珠は豊臣秀吉が改修させた時のものがそのまま残っているそうなのでとても貴重です。

そこで京都市はなんとか修復工事をしたいのですが、かかる費用が「4億円」だとか!

4億円のうちの1億円を「ふるさと納税」で集めようと2018年4月から募集を始めたのですが、10月の時点で目標1億円に対して集まったのは「約200万円」。

200万でも凄いですけどね、
ちなみに二条城の修復のときに、ふるさと納税で集まった寄付金は5億6000万円です。(8年間で)



貴重な木製の欄干

主な改修工事をする場所は橋の「欄干」と歩道です。

欄干:橋の縁に人が落ちるのを防いだり、装飾とするために付けたもの。または手すり。

三条大橋はこの欄干がまた貴重で、鴨川には全部で42本の橋がかかっているのですが、木製の欄干が残っているのは「三条大橋だけ」です。
この木製の欄干もかなり老朽化しているようです。

京都市は三条大橋ならではの返礼品を用意しているそうですが、目標額達成までの道のりはまだまだ長そうです。



たびノート📔~幕末~

柴隊士
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